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竹の庭を撮りに鎌倉・報国寺を歩く

前回鎌倉を訪れたのは、紫陽花を撮りにきた6月のこと。その時はあじさい寺の愛称がつく明月院を訪れた。

それから暦はひとつ進み、7月になった。
そして僕はもういちど、JR横須賀線に乗って鎌倉方面に向かっている。

現代的で利便的すぎる環境からほどよく距離を置いて、ゆっくりと自分に向き合うことができる、そんな好きな場所が鎌倉には多いと思う。

今回向かっているのは、竹の寺として世界的にも有名な報国寺だ。
カメラを片手に境内をめぐり、報国寺内にあるお休み処「休耕庵」で抹茶をいただきたいと思う。

使ったカメラはCONTAX Aria、レンズはCarl Zeiss Planar 50mm F1.4。
フィルムは今回はじめて富士フイルムが出しているSUPERIA PREMIUM 400を持っていく。

被写体の竹の緑を、できるだけ艶やかに映したいと思うのと、これまで多用してきたFUJICOLOR100以外のフィルムに挑戦してみたいと思っていた。竹林で少し光量も落ちるかなと思い、ISO400のフィルムを選んでみた。

現像の後の写りがどうなるか新鮮で、写真を撮る前から楽しみだ。

目次

竹の名所:鎌倉の報国寺へ

最寄りの鎌倉駅からは今回バスで向かうことにした。歩いて30分ほどの距離なので、天候が極端でなければ、街並みを見ながら歩いて向かうのもいいかもしれない。バスに揺られること10分弱。「浄明寺」というバス停で下車し、いよいよ報国寺へ。

樹々の枝葉の隙間から届く木漏れ日が、心地よい。

ここで入館料と、お休み処でいただくお抹茶代を支払う。
以前の記事で書いたように、最近は現金を持ち歩くように心がけている。普段キャッシュレス派の方は注意してほしい。

いよいよ境内へ。
まず出迎えてくれたのは静閑な石庭と小池。

続いて竹林のエリアに。

竹をなぞって上を見上げると、空に向かって伸びる竹の葉が広がっていた。

境内をまわる中間地点ほどまでくると、お休み処を発見。先ほど購入した抹茶券で、ひと息つくことにする。

落雁の素朴な甘さと、抹茶の濃い苦味が合う…!

折り返し後のルートも、苔や竹の緑を愛でながらシャッターを切る。

今回訪れた報国寺。
夏でも竹の葉が影を落としてくれるので、暑さをそれほど感じずに楽しむことができた。
鎌倉に向かった際は、ぜひ行き先の候補に追加してみてはいかがだろうか。

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