先日購入したCONTAX Ariaというフィルムカメラと、Carl Zeiss Planar 50mm F1.4のレンズ。
僕は「新しいコトを始めるときこそ、お気に入りのモノをしっかり選ぶ」タイプ。
想定していたよりも、機材選びに時間やお金がかかってしまったけれど、自分が1番心惹かれたカメラやレンズを購入できたので、振り返ると良い思い出だ。
さて、はじめてのファーストロールは何を撮りに行こうか。
壁掛けのカレンダーを見ながら、被写体を考える。
暦は6月。季節は梅雨。
今日も例に漏れず、外は雨模様。
『せっかくなら、今だからこそ見れる景色や経験を、写真として残したい。』
被写体を決める方向性が決まってから、紫陽花を撮りに行こうとなるまで、それほど時間はかからなかった。
紫陽花が有名な鎌倉・明月院
今回行き先に選んだのは、北鎌倉にある明月院。
鎌倉には他にも長谷寺をはじめ、円覚寺や建長寺といった、紫陽花の名所が点在している。
中でも青色のヒメアジサイが境内を彩る明月院は、あじさい寺という愛称がついたり、明月院ブルーと呼ばれるなど人気のスポットだ。
北鎌倉駅を降りると、皆向かうところは同じのようで、ずらりと参拝客が並んでいた。
「最後尾はこちらになります!」と声をかけている警備員さんに尋ねると、明月院までは列に並んで20分ほどとのこと。
6月とはいえ、気温や湿度も高いので、熱中症にならないように気をつけたい。
明月院の拝観料は大人1人500円。
現金のみの支払いになるので注意しておこう。
※僕は普段キャッシュレスで済ませたいと思って現金を持ち歩いていなかったので、なくなく北鎌倉駅近くにあるローソンまで引き返して現金をおろした。
もういちど列に並び、警備員さんと望まない本日2回目の再会をする。今日から千円札1枚をは備えとして持ち歩こうと決めた。
青に染まる明月院の境内
ここからは明月院の中で撮影した写真を掲載していきたい。フィルムはFUJIFILM100で撮影している。
紫陽花を持ったお地蔵様を発見。
レンズの絞りを変えて、ボケの出方で遊んでみる。
参道の奥まで写したいと思い、全体的にピントを合わせようとF16までレンズを絞った写真。
シャッタースピードが遅くなり、手ブレが大きくなってしまった。反省。
もっとカメラをしっかり固定して撮影できるようになりたいな。
境内にある巡回ルートの終盤で撮影した1枚。
手前の紫陽花をメインにピントを合わせているけれど、背景にも青色のつながりを意識して撮影することができた。お気に入りの1枚。
36枚目の写真。フィルム1本分の撮影が終わり、フィルムが自動で巻き上げられていく。
明月院を出てたのは、午後の14時ごろ。
入場待ちの列を横目に駅へ向かうが、僕が入った時よりも列がかなり長くなっていた。
待ち時間を少なくしたい方は午前中や、閉園前の時間を狙うと良いかもしれない。