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【基礎編】測光方式の違いと特徴。シーン別に使い分けよう。

今回はカメラが明るさを判断する「測光方式」の違いや特徴について解説していきたいと思います。
測光(そっこう)が正しく機能することで、適正な露出を決めることができます。
ただし測光方式によって、写りには傾向があります。
その傾向を把握して、撮影環境や自分の意図によって使い分けるのがおすすめです。

目次

測光方式の種類について

カメラの測光方式は、大きく3種類あります。
①評価測光方式(「マルチパターン方式」や「多重分割測光」と呼ばれるケースもあり)
②中央重点測光
③スポット測光

ここからは、それぞれの測光方式の違いや特徴を詳しく解説していきたいと思います。

評価測光方式

特徴:一般的な撮影に加えて、逆光時の撮影にも強い。露出補正を気にせず撮影できる使いやすい方式。
評価測光は、ファインダー画面のうち複数のポイントを測光し、全体的な露出を決める方式です。
ただし全体的な明るさのバランスで調整するので、明るい領域が多いと明るい方向に、逆に暗い部分が多い場合はオーバー露出ぎみになります。

中央重点測光

特徴:写真の主題が写真中央にある場合に使いやすい。
中央重点測光は、ファインダー画面の中央部を中心に、その周辺の明るさを加味して露出を決める方式。日の丸構図と相性良いです。

スポット測光

特徴:被写体と背景の明るさが極端に違う場合に向いている。
スポット測光は、ファインダー画面の中心の一部分だけを測光し、露出を決める方式です。
メインとなる被写体が明確で、一番綺麗に写る適正露出を確認することができます。

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