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撮り手を成長させてくれる単焦点レンズ 軽さと明るさとボケ感と

こんにちは。マシロです。
今回は単焦点レンズについてのお話。

カメラをはじめて最初のレンズを選ぶ時、「単焦点レンズ」という言葉に出会うと思います。
おそらくカメラをはじめるまでは、あまり聞き馴染みのない単語だったと思います。

今回は新しいレンズを検討している方向けに、単焦点レンズとは何か、そのメリットやデメリットなどを作例付きで紹介していきたと思います。レンズ選びの参考になれば嬉しいです…!

目次

単焦点レンズとは

まずはじめに、単焦点レンズとは焦点距離が固定されたレンズのことです。
もっと言葉を噛み砕くと、撮影時にズームができないレンズになります。
例えば、僕が使っている単焦点レンズ『Carl Zeiss Planar 50mm F1.4』は、焦点距離が50mmに固定されています。
写真の構図を決めるときも、ズームレンズのように手元で構図を調整できないので、被写体に対して自分が動いて決めていきます。

単焦点レンズのメリットとデメリット

ここまで読み進めると「なんだか使いにくそう」と思う方がでてくると思いますが、単焦点レンズには魅力的なポイントが他にあります。単焦点レンズの良いところ / 惜しいところをそれぞれまとめてみますね。

単焦点レンズの良いところ

小さく軽く持ち運びやすい

ズームレンズに比べて、単焦点レンズは小型で軽量のものが多いです。旅行の荷物に入れても場所をとらないし、軽いので取り回しがしやすく、長時間撮影しても負担が少ないのは嬉しいポイント。

手が届きやすい価格

単焦点レンズは、レンズの構造がズームレンズに比べてシンプルで、価格も手が届きやすい価格帯になっています。

F値が低く写真のボケ感を楽しめる

単焦点レンズは絞り値(F値)を低く設定できるものが多く、レンズ内にたくさんの光を取り込めるので、明るい写真を撮ることができます。さらに絞り値(F値)が低いと、ボケを活かした写真を撮影することができます。

単焦点レンズの惜しいところ

ズームができない

単焦点レンズのデメリットは、端的にズームができないところ。
撮影したい構図にするために、自分で立ち回る必要があります。
テーブルフォトなど比較的近くのものを撮影する場合は良いですが、山で野鳥を撮りたい時や、海の向かいにある景色を撮りたい時など、どうしても自分が被写体に近づけない場面もあると思います。
カメラを使う中で、そんな場面が増えてきたら、次のステップとしてズームレンズの購入を考えても良い頃かもしれませんね。

単焦点レンズの作例

ここまで単焦点レンズの意味や特徴を解説したけれど、実際どんな写真がとれるか気になった方もいるはず。
僕は普段『Carl Zeiss Planar 50mm F1.4』という単焦点レンズで撮影しているので、今回は単焦点レンズで撮影した作例として、紹介しますね。

単焦点レンズは特にテーブルフォトや街中でのスナップ写真で大活躍してくれます。

撮り手を成長させてくれる単焦点レンズ

カメラをはじめて最初のレンズを選ぶ時、色々な選択肢があると思いますが、僕は最初の1本として、ぜひ単焦点のレンズをお勧めしたいと思います。

それは初期費用を抑えてカメラをはじめやすいという理由もありますが、一番は「写真を撮ること」を楽しみながら、撮り手の技術が伸びやすいと思うから。

例えば単焦点レンズだと、1枚の写真のために、自分で構図を考えながら立ち回ります。この自分の足で立ち回らなければいけないという1つの制限が、被写体のことをじっくりと考えることにつながりますし、心地よい時間です。

これからはじめてのレンズを購入する方へ、それからこれまで単焦点レンズを使ったことがない方へ、今回の記事が手に取るきっかけになれば嬉しいです。

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