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【これだけは押さえておきたい!】カメラ用フィルムの基本知識について解説する話

こんにちは。マシロです。
『FIRST ROLL GUIDE』という企画では、デジタルカメラとフィルムカメラの違いや、カメラ選びのポイントなどを綴ってきました。

これまでの記事を通して、フィルムカメラをはじめるお気に入りの1台は選べましたか?

「まだ迷ってきめられてない…」という方も大丈夫。

好きなモノを選ぶ時間は楽しいですし、お気に入りを買った後は、目の届くところに置いたり、つい手に取りたくなってしまうもの。
好きなモノをきっかけに、自然に使う機会や考える機会が増えて、結果的に始めたかったコトが長続きしたり、上達が早くなると思うのです。

だから時間をかけて選んでいきましょう!

お気に入りのカメラを持ち歩き、ふと目に止まった日常を、丁寧に写真として残していく。
そんなライフスタイルが送れるようになったのも、僕はContax Ariaというお気に入りのカメラを手にした時から始まりました。

まだカメラ選びの記事を読んでないよという方には、こちらの記事がオススメ。参考になれば嬉しいです。


そして今回からは、カメラ用のフィルムがテーマ。
フィルムカメラの場合、レンズを通した光をフィルムにさらして焼き付けていくので必需品という立ち位置ですが、一方でフィルムの種類によって、写真の写りも異なってくる大切な要素でもあります。
ゆくゆくは被写体や撮影環境によってフィルムを使い分けてみたり、写りが好みのフィルムに出会えたりするのも楽しいポイントです。

今回の記事では、「はじめにこれだけは知っておきたい!」というカメラ用フィルムの基本知識について綴っていきたいと思います。

目次

カメラ用フィルムの種類

カメラ用フィルムは大きく分けて3種類。最初は扱いやすい「カラーネガフィルム」から始めるのがおすすめです。

ネガフィルムの特徴

ネガフィルムは現像すると、色や光の明暗が反転して映されます。
そのため現像済みのネガを見ただけでは、写真の写りはイメージしにくいですが、ポジフィルムに比べて色や明るさを調整しやすいので、一般的に使われています。ネガフィルムの中には、モノクロで撮影できる種類もあります。

ポジフィルムの特徴

写真の写りが、フィルムへ見た目どおりに写るのが「ポジフィルム」になります。
色彩豊かに発色するのが、ポジフィルムのメリットです。一方で、ネガフィルムに比べて、色や明るさを調整しにくいので、撮影時に正確に画づくりをしなければなりません。

サイズの規格について

フィルムはカメラに合ったサイズのものを選んでいきます。
「35mmフィルム」が一般的ですが、より大きなサイズには中判カメラで使われる「ブローニーフィルム」などがあります。また小型のAPSカメラ用のフィルムや、インスタントカメラ用のフィルムなど、使うカメラに合わせて様々なサイズの規格があります。

ISO感度について

ISO(イソorアイエスオー)感度は、光を感じる度合いを表します。
このISO感度が大きいほど、光を感じる度合いが強くなり、暗い撮影環境でも写真を撮ることができるようになります。
一方でISO感度が高くなるほど写真にノイズ(粒状のザラザラとした表現)が混じってしまうので、出来るだけ低い値で撮影するのがセオリーです。

カメラ用フィルムの扱い方と注意点

フイルムの扱い方

カメラ用フィルムは「パトローネ」という筒状の容器に巻かれています。
撮影枚数の上限まで撮り終えたら、フィルムをパトローネに巻き戻し、現像に出します。

フィルムを使う上での注意点

•カメラにフィルムを入れたら、ISO感度を設定しよう!
•撮影中は裏蓋を開けないようにしよう!
•フィルムには綺麗に写真が撮れる使用期限があるので注意!
•フィルムは暑くなる場所で保管しないこと!
•撮影後はできるだけ早目に現像に出そう!
•飛行機に乗るときは、手荷物検査を通さず、オープンチェックにしてもらおう!

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